2014年4月28日、着陸態勢に入った石垣発那覇行きピーチMM252便が那覇空港手前で規定よりも低い高度であわや墜落の大惨事、重大インシデントを起こしました。機内には乗客53名、乗員6名の計59名、私は乗り合わせた乗客のひとりです。

このトラブルについてまとめサイトや搭乗記がなかったので、そのとき何が起きていたのか書いてみます。53名しか乗っていないとなかなか無いですね。

URLの「isg252oka」とは石垣空港の3レターコードISG、Peachの便名252、那覇空港の3レターコードOKAを意味しています。


プロローグとして、あの瞬間機内はどうだったかというと、混乱などは全くなく普通に淡々としていました。しかも機長ですら問題ないと思っていたそうなので、つまり機内の誰一人、事故の危機感などまるでなかったということになります。あわや墜落だったことは翌日のお昼のニュースで私たち乗客ですら知ることになりました。その後、マスコミ報道では事実と異なる内容も見受けられました。今後、ドキュメンタリー番組等でこのことが取り上げられたとき、混乱の演出があればそれは作り話です。

それほど、「緊迫の10分間」とか「混乱の機内」といったこととは無縁の、周りの人たちからすれば拍子抜けするような今回の出来事です。


<概要>
運輸安全委員会資料

Peachリリース